入居審査って何？家賃保証会社の審査とは
この春上京して、賃貸アパートを借りて一人暮らしを考えている者です。賃貸アパートを契約する時に不動産屋さんに行くのは分かるんですが、その時に家賃保証会社による入居審査があると聞いたんですが、具体的にどういった審査なんでしょうか？また、審査に落ちる事もあり得るんでしょうか？教えてください。
不動産屋が提携している保障会社による審査が行われます
まず、不動産屋で賃貸アパートを契約する際に行われる入居審査の中身を大きく分けると、職業、収入、そして連帯保証人が居るかどうかという事になります。連帯保証人に該当するのは基本的に親・兄弟であり、余程特別な事情が無い限り、他人が連帯保証人を引き受ける事は出来ません。借金の連帯保証人と違い、不動産屋は連帯保証人は血縁関係であるという事を求めてくるからです。安定した職業・収入があっても、連帯保証人がいなければ、入居審査には通りません。
連帯保証人がいない場合、不動産屋と提携している家賃保証会社を利用する方法があります。家賃保証会社とは、連帯保証人を代行する業者で、事情あって親・兄弟に連帯保証人を頼めない人でも、家賃保証会社がその代わりを務めてくれるのです。保障会社の保証を申し込むと審査があり、その審査に通れば連帯保証人の問題は解決します。
ただし、保障会社と契約を交わすと、家賃とは別の保証料や事務手数料が必要になり、また、家賃の更新料とは別に「保障契約の更新」が保障会社との間に発生しますので、やや割高になってしまいます。
折角上京したのですから、無理のない賃貸契約を結ばれる事をおすすめ致します。
家賃保証の審査と利用するメリットについて
家賃保証会社というのは、マンションなどの賃貸住宅の契約時に必要とされる連帯保証人を代行する会社で、賃借人が家賃滞納などの家賃債務の債務不履行をした場合、賃借人に変わって家賃保証会社が家賃を支払います。
そのメリットとしては借主にとっては、連帯保証人が見つからない場合でも、家賃保証会社を利用してキャッシングが出来ることで、借主の収入や社会的信用で部屋を借りられるというメリットがあり、貸主にとっては、借主の家賃が支払われないというリスクを軽減できるメリットがあります。消費者団体などからの批判を受けて、保証会社の審査を経て保証会社が承認した場合でも貸主は自由に理由をつけて契約を破棄することが可能になりました。
基本的な審査内容は、ローンやキャッシングをするときと同様でクレジットカードを持てる人物かどうかを判断基準としています。信販会社などは普通の借入れの手続きと同じような手続きをして、対象の人物の信用度を判定して家賃を保証するかどうかを決定します。
全国賃貸保証業協会の場合には普通のキャッシングを行うときよりも審査を通る確率が高いとされていて、基本的な内容としてはその人の年収や勤務している会社の規模、年齢、その人の収入における家賃の返済比率などがあります。この協会の場合には信販会社などと比べると通りやすいとされていて、要求される書類を提出すれば家賃保証を受けることが出来ます。
信販系保証会社を利用して家賃保証を受ける場合にはクレジットカード作成して利用することが出来るかどうかがポイントとなります。クレジットカードを作れない人の場合には信販系保証会社を利用することは出来ない場合がほとんどです。
家賃保証というキャッシングは比較的新しいもので、消費者が住宅を借りるときに家賃の問題があって、なかなか借りられないという状態を解消するために利用されるもので、普通のローンを契約する時と同じような手続きをしますが、過去に賃貸物件で問題を起こしている場合は借りられない場合があります。
